もしも今年の初取引日に、昨年の最下位銘柄を買っていたら?
2026年の初取引日の終値で、1,000万ウォンずつ2つの口座を作った。一方は2025年に国内30銘柄のなかでもっとも下げたSKイノベーション、もう一方はもっとも上げたSKハイニックスである。2026年9月4日の終値で評価すると1,384万ウォンと2,433万ウォンで、差は1,048万ウォンだった。最下位を拾った口座も元本は増えたが、同じ期間のコスピの上昇率55.2%には届かなかった。
仮説
"昨年もっとも下げた銘柄を拾うほうが、もっとも上げた銘柄を追いかけるより結果がよい。"
実験の設計
2026年1月2日の終値でそれぞれ1,000万ウォン分を一度に買い、そのまま持ち続ける方式である。銘柄は2025年の騰落率だけで決め、その後の乗り換えはしていない。
- 初回購入日
- 2026-01-02
- 評価基準日
- 2026-09-04
- 総投入
- 1,000万ウォン
- 対象銘柄
- SKイノベーション, SKハイニックス
結果
最終評価額
1,384万ウォン+38.4%
推移チャート
単位: ウォン2本の線がもっとも開いたのは6月30日で、その後の2か月で差は2,964万ウォンから1,048万ウォンまで縮んだ。
判定
仮説棄却昨年の最下位を買った口座は8か月で38.4%増えた。同じ期間に昨年の1位を買った口座は143.3%、コスピは55.2%上がった。
選んだ基準は昨年の終値2つだけである
ルールは1本しかない。2025年の初取引日と最終取引日の終値を比べ、国内30銘柄のなかでもっとも下げた銘柄ともっとも上げた銘柄を1つずつ取る。そこに入ったのがSKイノベーションとSKハイニックスだった。SKイノベーションは111,000ウォンから101,200ウォンへ8.83%下げ、SKハイニックスは171,200ウォンから651,000ウォンへ280.26%上げている。業績も業況も見ていない。昨年の成績表1枚だけを見て年明けの初取引日に買うルールなので、この実験が測っているのは会社ではなくルールのほうである。
8か月後、2口座の差は1,048万ウォンになった
2026年1月2日の終値はSKイノベーションが99,900ウォン、SKハイニックスが677,000ウォンだった。1,000万ウォンずつ入れると、それぞれ100.1株と14.77株になる。9月4日の終値138,300ウォンと1,647,000ウォンで評価すると、1,384万ウォンと2,433万ウォンである。最下位を拾った側も8か月で384万ウォンを増やしたので、それ自体は悪い成績ではない。ただし同じ期間にコスピが4,309.63から6,687.21へ55.2%上がっているため、指数をそのまま持っていた場合には及ばなかった。反対側の口座は指数の2倍を超えて上がっている。
6月末に開いていれば差は2,964万ウォンだった
2つの口座はどちらも6月末が分岐点で、向きだけが反対だった。SKイノベーションの口座はその日950万ウォンで元本を下回っており、4月末の1,463万ウォンから35.1%下げた位置にあった。同じ日にSKハイニックスの口座は3,914万ウォンで、8か月のなかでもっとも高い。その後の2か月は順位が変わらないまま距離だけが縮んだ。最下位の口座は950万ウォンから1,384万ウォンへ戻り、1位の口座は3,914万ウォンから2,433万ウォンへ1,482万ウォン減った。高値比で37.8%である。差が2,964万ウォンから1,048万ウォンへ縮んだのは、先行していた側が戻した分のほうが大きかったからだ。
昨年2位が今年29位になった場所
だからといって昨年1位を追いかけるルールが安全だったわけでもない。2025年の上昇率2位は韓国電力だった。19,560ウォンから47,200ウォンへ141.31%上がっている。同じルールで今年の初取引日に46,500ウォンで買っていれば、9月4日の終値は32,150ウォンで30.86%の損失になる。国内30銘柄のなかで下から2番目である。昨年の上位から取ってもこうなるので、この実験が棄却したのは最下位を拾う側であって、1位を追う側を採用したわけではない。8か月という区間と2銘柄で決まった結果である。
主要数値
- 昨年最下位の口座
- 1,384万ウォン (+38.4%)
- 昨年1位の口座
- 2,433万ウォン (+143.3%)
- 2口座の差
- 1,048万ウォン
- 同じ期間のコスピ
- +55.2%
- 6月末の2口座
- 950万ウォン 対 3,914万ウォン
- 1位口座の高値比
- -37.8% (高値 2026年6月30日)
よくある質問
- この実験で2銘柄はどのように決まったのか?
- 2025年の初取引日と最終取引日の終値を比べただけで決めた。国内30銘柄のなかでSKイノベーションが8.83%下げて最低、SKハイニックスが280.26%上げて最高だった。業績や業況は選定に入れていない。
- 同じ資金をコスピ指数に置いていたらいくらになったか?
- コスピは2026年1月2日の4,309.63から9月4日の6,687.21へ55.2%上がった。指数をそのまま追う口座なら1,000万ウォンは約1,552万ウォンになる。最下位を拾った口座の1,384万ウォンより多く、1位を買った口座の2,433万ウォンよりは少ない。
- 昨年の順位から今年の順位が読めると言えるか?
- この区間では両方向とも反例が出ている。昨年の最下位は元本を増やしたが指数には負け、昨年2位だった韓国電力は今年30.86%下げて下から2番目になった。8か月という1つの区間の結果なので、開始日を変えれば答えも変わる。
計算方法
ヤフーファイナンスの日次終値を使用した。銘柄の選定基準は2025年の初取引日と最終取引日の終値を比べた騰落率で、inverseone が扱う国内30銘柄のなかから最低と最高を1つずつ取った。SKイノベーションは111,000ウォンから101,200ウォンへ8.83%下げ、SKハイニックスは171,200ウォンから651,000ウォンへ280.26%上げている。2026年1月2日の終値でそれぞれ1,000万ウォン分を買い、2026年9月4日の終値で評価した。取得単価は99,900ウォンと677,000ウォン、評価日の終値は138,300ウォンと1,647,000ウォンである。配当と手数料、税金、呼値単位は計算から外し、小数点以下の数量での買い付けを仮定した。2銘柄とも配当を出すため、それを再投資していれば実際の結果は双方とも本文の数値より高くなる。コスピとの比較は同じ2つの日付の指数終値4,309.63と6,687.21で計算した。
データの出所
- [1] SKイノベーション(096770.KS) 日次株価, Yahoo Finance, 2026-09-04
- [2] SKハイニックス(000660.KS) 日次株価, Yahoo Finance, 2026-09-04
- [3] 韓国電力(015760.KS) 日次株価, Yahoo Finance, 2026-09-04
- [4] コスピ指数(^KS11) 日次株価, Yahoo Finance, 2026-09-04
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