放置指数とは?底値圏の銘柄を数字で探す方法
どの銘柄が安くなったかを感覚で判断すると間違えやすい。放置指数はその感覚を数字に変えた値だ。直近1年の高値と安値の間で、いまの株価がどの辺りにあるかを0から100で表す。0に近いほど1年安値の近く、100に近いほど高値の近くという意味になる。
計算は思ったより単純だ
式は(現在値 − 52週安値) ÷ (52週高値 − 52週安値) × 100。例えば1年高値が10万円、安値が6万円の銘柄がいま6万8千円なら、(68,000 − 60,000) ÷ (100,000 − 60,000) × 100 = 20になる。直近1年の値幅の下から20%の位置にあるという意味だ。
この値が低い銘柄はよく「放置株」と呼ばれる。市場の関心から外れ、価格が押さえ込まれた状態だ。逆に85を超えると新高値圏で、すでに関心が集まっている場所になる。
低ければ必ずチャンス、ではない
放置指数が低い理由は二つある。市場が見落としたか、業績が実際に悪化したかだ。前者なら回復余地が大きいが、後者ならさらに下がることもある。だから放置指数は単独では使わず、利益に対する株価水準(PER)や資金の流れと一緒に読む。
InverseOne の期待スコアが放置指数を割安・資金方向と組み合わせて計算するのはこのためだ。低い放置指数に割安と資金流入が重なれば、市場が再び目を向け始めた底値圏である可能性が高まる。
実践での読み順
まず放置指数30以下の銘柄を絞り込む。次にPERが業種平均より低いか、今日の資金が流入方向かを確認する。最後に、なぜ押さえ込まれていたのかをニュースと開示で調べる。事情が解消しつつある放置株が回復候補だ。
この順序は発掘画面でそのままなぞれる。放置指数スクリーナーで底値圏リストを作り、銘柄詳細で残りの根拠を確認する流れだ。
よくある質問
- 放置指数が0なら買いか?
- いいえ。0は1年安値付近という位置情報にすぎず、これ以上下がらないという意味ではない。割安指標・資金の流れ・業績を確認してから判断するのが正しい。
- 下落率が大きいことと同じ意味か?
- 似ているが違う。下落率は高値からどれだけ下げたかを見るのに対し、放置指数は1年の値幅の中の現在位置を見る。値幅が狭い銘柄は下落率が小さくても放置指数が低いことがある。
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