期待スコアとは?五つの根拠を一つの点数で読む
銘柄を選ぶときに見るべき指標は多く、指標同士が別のことを言う場合も多い。期待スコアはこの問題のための InverseOne の要約点数だ。上昇を期待できる根拠がどれだけ重なっているかを、0から100の一つの数字で示す。
五つの構成要素
点数は五つの根拠の加重合計だ。上昇余地(52週高値までの距離)30点、底値圏(放置指数が低いほど)28点、割安(PER12倍以下・PBR1倍以下)16点、今日の資金方向(純流入なら)16点、主導(当日の上昇の勢い)10点。すべて公開データで計算され、同じデータなら常に同じ点数になる。
設計意図は単純だ。押さえ込まれているのに(底値圏・割安)、再びお金が回り始めた(資金流入・主導)銘柄に高い点数を与える。名前のとおり、ひっくり返る瞬間を探す点数だ。
点数の読み方
70点台以上なら複数の根拠が同時に重なった状態だ。ただし合計だけを見ず、どの根拠で点数ができたかを見るべきだ。同じ74点でも、上昇余地中心の74点と資金流入中心の74点は性格が違う。だから候補リストには点数と一緒に根拠チップが付く。
点数が低いから悪い会社という意味ではない。すでに高値圏の優良株は上昇余地・底値圏の点数が削られて低く出る。期待スコアは会社の品質ではなく、いまの位置の魅力を測る点数だ。
限界も公開する
この点数は価格・出来高の派生指標だけを使う。業績見通し、ニュース、産業の変化といった定性情報は反映されない。だから点数は候補を絞る最初のフィルターとして使い、最終判断の前には開示とニュースを直接確認するのが正しい。計算方式の全体はメソドロジーのページに公開されている。
よくある質問
- 期待スコアが高ければ上がるのか?
- そう読んではいけない。点数は上昇を予言する値ではなく、根拠がどれだけ重なっているかの要約だ。根拠が重なった銘柄から先に調べるという優先順位のシグナルとして使うのが正しい。
- 点数はいつ更新されるか?
- 一日一回、前日終値基準の日次バッチで更新される。ザラ場中のリアルタイム変動は反映されない。
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