低PER株の探し方:割安スクリーニング入門
PER(株価収益率)は株価を1株あたり利益で割った値だ。言葉は難しいが意味は単純で、会社が1年に稼ぐ利益を基準に、いまの株価がその何倍で取引されているかを示す。PERが10倍なら、いまの利益が続く場合の10年分の利益と時価総額が同じという意味になる。
何倍からが低いのか
絶対の基準はないが、韓国の大型株ならPER12倍以下を割安候補の目安にできる。InverseOne のバリュースクリーナーもこの基準を使う。ただし業種ごとに平均は大きく違う。成長期待の大きい業種では30倍も珍しくなく、金融のような成熟業種は10倍以下が普通だ。
だからPERは同じ業種の中で比べるときに力を発揮する。業種平均が15倍なのにある銘柄だけ8倍なら、市場がその銘柄だけを特に安く見ているというシグナルだ。
低PERの罠:安いには理由がある
PERが低い銘柄がすべてチャンスではない。来年の利益が減ると見られている場合、市場が先に株価を下げておくため、表面上のPERだけが低く見えることがある。これを低PERの罠と呼ぶ。
罠を避ける実用的な方法は二つ。第一に、利益が一時的に跳ねた年ではないか、直近数年の推移を見る。第二に、資金の流れを併せて見る。本当に安くて回復中の銘柄なら、どこかの時点でお金が入り始める。低いPERに資金流入が重なる瞬間が注目のシグナルだ。
PBRと合わせるとより堅くなる
PERが利益に対する価格なら、PBRは会社が持つ純資産に対する価格だ。両方が同時に低ければ、利益基準でも資産基準でも安いという意味で根拠が重なる。InverseOne 期待スコアのバリュー項目もPER12倍以下とPBR1倍以下を併せて見る。
よくある質問
- PERがマイナスの意味は?
- 会社が赤字という意味だ。利益がないので利益に対する価格を計算できない。この場合はPERの代わりにPBRや売上の推移といった別の物差しを使う。
- PERはどこで確認できるか?
- 証券会社のアプリやポータルの金融ページで見られ、InverseOne の銘柄詳細にも公開データに基づくPERが表示される。どの時点の利益を使うかで値は多少異なる。
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