Microsoft
MSFT, NASDAQ, IT・ネット
- 前日終値
- $496.38
- 出来高
- 1569.9万
- 時価総額
- $3.7兆
- 代表的な大型株
注目理由
期待 31/100企業リサーチ
調査 2026-08-23 16:40 KST4年前は239億ドルだった設備投資が、今会計年度は1,159億ドルになった。
マイクロソフトの2026会計年度(2026年6月30日締め)は売上高3,318億ドル、営業利益1,552億ドルだった。営業活動によるキャッシュフローは1,829億ドルで前年より34%増えたが、有形固定資産の取得に1,159億ドルが出ていったため、差し引きで残るのは670億ドルと前年を下回った。4年前のこの会社の設備投資は239億ドルである。インテリジェントクラウドの売上が30%伸びる間に、その売上を受け止める設備へ出た現金は80%増えた。
主要な数字
- 2026会計年度の売上高
- 3,318億ドル
- 2026-06-30
- 営業利益
- 1,552億ドル
- 2026-06-30
- 設備投資
- 1,159億ドル
- 2026-06-30
- 営業活動によるキャッシュフロー
- 1,829億ドル
- 2026-06-30
- 期末の現金および現金同等物
- 209億ドル
- 2026-06-30
最後の1年だけで514億ドルが上乗せされた
有形固定資産の取得に使った現金は、2022会計年度の239億ドルから2026会計年度の1,159億ドルになった。2024年は445億ドル、2025年は646億ドルだったので、最後の1年だけで514億ドルが上乗せされた計算になる。第4四半期だけを見ても358億ドルで、前年同期171億ドルの2倍を超えている。ここに並べた年度別の値は、会社が提出した年次報告書のキャッシュフロー計算書にある有形固定資産の取得額をそのまま引いたものである。
会計年度別の有形固定資産の取得支出 (10億ドル)
営業キャッシュは2倍、残る金は横ばい
営業活動によるキャッシュフローは2022会計年度の890億ドルから2026会計年度の1,829億ドルへ増えた。同じ年度の設備投資を引いて残る金額は、651億ドルから670億ドルになっている。本業が生む現金が4年で2倍になる間に、手元に残る分は3%しか増えていない。これまでの最大は2024会計年度の741億ドルで、その後は2年続けて減った。期末の現金および現金同等物も302億ドルから209億ドルへ下がった。同じ年度に配当264億ドルと自社株買い223億ドル、合わせて487億ドルが株主へ出ている。
営業活動キャッシュフローから設備投資を引いた金額 (10億ドル)
売上を引くのはクラウドで、原価を押し上げるのもクラウドだ
2026会計年度の部門別売上は、生産性・ビジネスプロセスが1,400億ドル、インテリジェントクラウドが1,378億ドル、パーソナルコンピューティングが541億ドルである。インテリジェントクラウドは前年の1,063億ドルから30%伸びて3部門で最も速かったが、同じ部門の売上原価は402億ドルから579億ドルへ44%増えた。原価が売上より速く伸びた結果、部門の営業利益率は42.0%から41.3%へ下がっている。パーソナルコンピューティングは前年546億ドルに対し541億ドルで、第4四半期はウィンドウズと機器の売上が7%、エックスボックスのコンテンツ・サービス売上が10%減った。
2026会計年度の部門別売上 (10億ドル)
- 生産性・ビジネスプロセス140.0
- インテリジェントクラウド137.8
- パーソナルコンピューティング54.1
帳簿に残る約束と、営業の外側の損益
第4四半期の発表資料によると、法人向け契約残高は6,780億ドルで前年より84%多い。まだ売上に計上されていないが契約書に書かれている金額であり、いま建てているデータセンターが向かう先でもある。損益計算書の下の方には別の種類の数字がある。OpenAIへの投資は2026会計年度に純利益を49億6,300万ドル押し上げ、前年は同じ項目が36億2,000万ドルの押し下げだった。会社が調整後の純利益を併記しているのはこのためである。第4四半期にはAnthropicへの投資から32億ドルの利益が別に計上された。次の会計年度に見るべき点は、契約残高がどれだけ売上に変わるか、そして設備投資の伸びがどこで緩むかである。
よくある質問
- マイクロソフトの2026会計年度の設備投資はいくらですか。
- 有形固定資産の取得に1,159億ドルを使いました。2025会計年度の646億ドルから80%増えた金額で、うち358億ドルは第4四半期だけの支出です。会計年度は2026年6月30日に終わります。
- 業績が伸びたのに手元に残る現金が減ったのはなぜですか。
- 設備投資が営業活動キャッシュフローより大きく増えたからです。2026会計年度の営業活動キャッシュフローは467億ドル増えて1,829億ドルでしたが、設備投資は514億ドル増えたため、両者の差は716億ドルから670億ドルになりました。
- 部門ごとの営業利益率はどう分かれていますか。
- 生産性・ビジネスプロセスが59.9%で最も高く、2026会計年度は売上1,400億ドルに対し営業利益839億ドルでした。インテリジェントクラウドは売上1,378億ドルに営業利益570億ドルで41.3%、パーソナルコンピューティングは売上541億ドルに営業利益144億ドルで26.6%です。
出典
- 1.2026会計年度 第4四半期 決算発表資料 (Form 8-K 添付99.1) 米国証券取引委員会 EDGAR, 基準 2026-07-29
- 2.2026会計年度 年次報告書 (Form 10-K) 米国証券取引委員会 EDGAR, 基準 2026-07-29
- 3.会計年度別の有形固定資産の取得支出 (XBRL開示データ) 米国証券取引委員会, 基準 2026-07-29
- 4.会計年度別の営業活動によるキャッシュフロー (XBRL開示データ) 米国証券取引委員会, 基準 2026-07-29
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本日のMicrosoftの期待スコアは31点で、米国ユニバース30銘柄中15位だ。 直近1年のレンジでは下位75%に位置し、注目が薄れた圏内だ。 当日は+1.32%の値動きで、資金は流入方向だった。IT・ネットセクターの流れと合わせて読みたい。 このスコアは価格と出来高に基づく推定値だ。売買の合図ではなく、調べる候補を絞る参考として使うのがよい。
基準データ: 2026-08-28, 参考情報 · 投資勧誘ではありません
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