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1569.9万
時価総額
$3.7兆
  • 代表的な大型株

注目理由

期待 31/100
資金流入

企業リサーチ

調査 2026-08-23 16:40 KST

4年前は239億ドルだった設備投資が、今会計年度は1,159億ドルになった。

マイクロソフトの2026会計年度(2026年6月30日締め)は売上高3,318億ドル、営業利益1,552億ドルだった。営業活動によるキャッシュフローは1,829億ドルで前年より34%増えたが、有形固定資産の取得に1,159億ドルが出ていったため、差し引きで残るのは670億ドルと前年を下回った。4年前のこの会社の設備投資は239億ドルである。インテリジェントクラウドの売上が30%伸びる間に、その売上を受け止める設備へ出た現金は80%増えた。

主要な数字

2026会計年度の売上高
3,318億ドル
2026-06-30
営業利益
1,552億ドル
2026-06-30
設備投資
1,159億ドル
2026-06-30
営業活動によるキャッシュフロー
1,829億ドル
2026-06-30
期末の現金および現金同等物
209億ドル
2026-06-30

最後の1年だけで514億ドルが上乗せされた

有形固定資産の取得に使った現金は、2022会計年度の239億ドルから2026会計年度の1,159億ドルになった。2024年は445億ドル、2025年は646億ドルだったので、最後の1年だけで514億ドルが上乗せされた計算になる。第4四半期だけを見ても358億ドルで、前年同期171億ドルの2倍を超えている。ここに並べた年度別の値は、会社が提出した年次報告書のキャッシュフロー計算書にある有形固定資産の取得額をそのまま引いたものである。

会計年度別の有形固定資産の取得支出 (10億ドル)

23.9
28.1
44.5
64.6
115.9
FY22FY23FY24FY25FY26
会計年度は6月30日に終わる。キャッシュフロー計算書の投資活動の項目なので、現金で出た金額だけが入っている。2026-06-30, 出典: 米国証券取引委員会

営業キャッシュは2倍、残る金は横ばい

営業活動によるキャッシュフローは2022会計年度の890億ドルから2026会計年度の1,829億ドルへ増えた。同じ年度の設備投資を引いて残る金額は、651億ドルから670億ドルになっている。本業が生む現金が4年で2倍になる間に、手元に残る分は3%しか増えていない。これまでの最大は2024会計年度の741億ドルで、その後は2年続けて減った。期末の現金および現金同等物も302億ドルから209億ドルへ下がった。同じ年度に配当264億ドルと自社株買い223億ドル、合わせて487億ドルが株主へ出ている。

営業活動キャッシュフローから設備投資を引いた金額 (10億ドル)

65.1FY2259.5FY2374.1FY2471.6FY2567.0FY26
同じ年度の営業活動キャッシュフローは890億、876億、1,185億、1,362億、1,829億ドルと動いた。2026-06-30, 出典: 米国証券取引委員会

売上を引くのはクラウドで、原価を押し上げるのもクラウドだ

2026会計年度の部門別売上は、生産性・ビジネスプロセスが1,400億ドル、インテリジェントクラウドが1,378億ドル、パーソナルコンピューティングが541億ドルである。インテリジェントクラウドは前年の1,063億ドルから30%伸びて3部門で最も速かったが、同じ部門の売上原価は402億ドルから579億ドルへ44%増えた。原価が売上より速く伸びた結果、部門の営業利益率は42.0%から41.3%へ下がっている。パーソナルコンピューティングは前年546億ドルに対し541億ドルで、第4四半期はウィンドウズと機器の売上が7%、エックスボックスのコンテンツ・サービス売上が10%減った。

2026会計年度の部門別売上 (10億ドル)

  • 生産性・ビジネスプロセス140.0
  • インテリジェントクラウド137.8
  • パーソナルコンピューティング54.1
3つを足すと年間売上3,318億ドルになる。部門の営業利益はそれぞれ839億、570億、144億ドルである。2026-06-30, 出典: 米国証券取引委員会 EDGAR

帳簿に残る約束と、営業の外側の損益

第4四半期の発表資料によると、法人向け契約残高は6,780億ドルで前年より84%多い。まだ売上に計上されていないが契約書に書かれている金額であり、いま建てているデータセンターが向かう先でもある。損益計算書の下の方には別の種類の数字がある。OpenAIへの投資は2026会計年度に純利益を49億6,300万ドル押し上げ、前年は同じ項目が36億2,000万ドルの押し下げだった。会社が調整後の純利益を併記しているのはこのためである。第4四半期にはAnthropicへの投資から32億ドルの利益が別に計上された。次の会計年度に見るべき点は、契約残高がどれだけ売上に変わるか、そして設備投資の伸びがどこで緩むかである。

よくある質問

マイクロソフトの2026会計年度の設備投資はいくらですか。
有形固定資産の取得に1,159億ドルを使いました。2025会計年度の646億ドルから80%増えた金額で、うち358億ドルは第4四半期だけの支出です。会計年度は2026年6月30日に終わります。
業績が伸びたのに手元に残る現金が減ったのはなぜですか。
設備投資が営業活動キャッシュフローより大きく増えたからです。2026会計年度の営業活動キャッシュフローは467億ドル増えて1,829億ドルでしたが、設備投資は514億ドル増えたため、両者の差は716億ドルから670億ドルになりました。
部門ごとの営業利益率はどう分かれていますか。
生産性・ビジネスプロセスが59.9%で最も高く、2026会計年度は売上1,400億ドルに対し営業利益839億ドルでした。インテリジェントクラウドは売上1,378億ドルに営業利益570億ドルで41.3%、パーソナルコンピューティングは売上541億ドルに営業利益144億ドルで26.6%です。

出典

  1. 1.2026会計年度 第4四半期 決算発表資料 (Form 8-K 添付99.1) 米国証券取引委員会 EDGAR, 基準 2026-07-29
  2. 2.2026会計年度 年次報告書 (Form 10-K) 米国証券取引委員会 EDGAR, 基準 2026-07-29
  3. 3.会計年度別の有形固定資産の取得支出 (XBRL開示データ) 米国証券取引委員会, 基準 2026-07-29
  4. 4.会計年度別の営業活動によるキャッシュフロー (XBRL開示データ) 米国証券取引委員会, 基準 2026-07-29

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本日の解説

本日のMicrosoftの期待スコアは31点で、米国ユニバース30銘柄中15位だ。 直近1年のレンジでは下位75%に位置し、注目が薄れた圏内だ。 当日は+1.32%の値動きで、資金は流入方向だった。IT・ネットセクターの流れと合わせて読みたい。 このスコアは価格と出来高に基づく推定値だ。売買の合図ではなく、調べる候補を絞る参考として使うのがよい。

基準データ: 2026-08-28, 参考情報 · 投資勧誘ではありません

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52週レンジ
$349.20 ~ $553.72
PER
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PBR
8.45
配当利回り
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