- 前日終値
- $238.14
- 出来高
- 114.6万
- 時価総額
- $944.1億
銘柄とセクターの動き
IT・ネット流入- 同じセクターとの比較
- Adobeの騰落率は-0.28%です。米国の対象IT・ネット7銘柄の平均は+1.49%で、セクターの推定純フローは流入です。
- 合わせて見る変数
- 米国金利クラウド需要デジタル広告景気プラットフォーム規制
- 確認したいリスク
- 高値比-35%の下落で、下落基調が続く可能性
- プラットフォーム規制の強化
- 広告景気の減速
同じ市場の対象銘柄の騰落率を比較しています。値動きの原因を特定したものではありません。変数とリスクはセクター別の参考項目です。
注目理由
一致度 47/100条件一致度は52週の株価範囲、割安指標、騰落率、出来高の条件が重なる度合いを0〜100で表した値です。上昇確率や予想収益率を示すものではありません。
本日の解説
本日のAdobeの条件一致度は47点で、米国ユニバース30銘柄中6位だ。 PERは13.2倍と、利益に対して株価はまだ割安な水準にある。 52週高値との差は53%だ。 当日は-0.28%の値動きで、資金は流出方向だった。IT・ネットセクター全体の流れも確認しておきたい。
基準データ: 2026-10-13 終値基準, 10-14 00:20 KST 更新, 参考情報 · 投資勧誘ではありません
同じセクターの銘柄, IT・ネット
企業リサーチ
調査 2026-09-13 02:18 KST1株当たり利益の計算に使う株式数が1年で2,900万株減り、3.1%にとどまった純利益の伸びが、1株当たりでは10.5%に広がった。
アドビはPhotoshopやAcrobatといったソフトウェアをサブスクリプションで販売する会社で、2026年8月28日に終わった2026会計年度第3四半期の売上高67億6,000万ドルのうち65億8,200万ドルがサブスクリプション売上である。営業利益は23億5,400万ドルと1年前より8.3%増えたが、法人税が4億1,500万ドルから5億3,000万ドルに膨らみ、純利益は3.1%増の18億2,700万ドルだった。希薄化後1株当たり利益は10.5%増の4.62ドルで、計算に使う株式数が4億2,400万株から3億9,500万株に減ったためである。取締役会は9月2日に次の最高経営責任者を決め、交代は12月1日に行われる。
主要な数字
- 四半期売上高
- 67億6,000万ドル
- 2026会計年度第3四半期
- 会計基準の営業利益
- 23億5,400万ドル
- 2026会計年度第3四半期
- 純利益
- 18億2,700万ドル
- 2026会計年度第3四半期
- 希薄化後1株当たり利益
- 4.62ドル
- 2026会計年度第3四半期
- 年間経常収益(ARR)
- 275億ドル
- 2026-08-28
- 残存履行義務
- 221億6,000万ドル
- 2026-08-28
分子は3.1%増え、分母は6.8%減った
希薄化後1株当たり利益は、純利益を株式数で割った値である。アドビの2026会計年度第3四半期の純利益は18億2,700万ドルで、1年前の同じ四半期の17億7,200万ドルより5,500万ドル増えた。同じ期間に計算に使った希薄化後の株式数は4億2,400万株から3億9,500万株に減った。そのため希薄化後1株当たり利益は4.18ドルから4.62ドルへ10.5%上がった。会社はこの四半期に約950万株を買い戻し、キャッシュフロー計算書の自社株買い額は22億3,200万ドルである。同じ四半期に営業活動で得た現金25億2,300万ドルの88%にあたる。9か月累計でも向きは同じで、純利益は2.9%増、希薄化後1株当たり利益は12.26ドルから13.47ドルへ9.9%増えた。会社は第4四半期の目標で、希薄化後の株式数を約3億8,900万株と置いている。
希薄化後1株当たり利益の計算に使った株式数(100万株)
税引前利益の増加分1億7,000万ドルのうち1億1,500万ドルが法人税に回った
営業利益は21億7,300万ドルから23億5,400万ドルへ1億8,100万ドル、8.3%増えた。支払利息と投資損益、その他の損益を合わせた営業外損益は1,400万ドルから300万ドルに縮み、税引前利益は1億7,000万ドル増の23億5,700万ドルとなった。この増加分のうち1億1,500万ドルを法人税が持っていった。法人税費用は4億1,500万ドルから5億3,000万ドルへ27.7%増え、会社が示した今期の会計基準の実効税率は22.5%である。1年前の同じ四半期の税引前利益と法人税で計算すると、この比率は19.0%だった。調整後の数字は税率の置き方が違う。会社は2026〜2028会計年度について18.0%に固定した長期税率を調整後の業績に使う。その基準での調整後の希薄化後1株当たり利益は6.13ドルで、1年前の5.31ドルより15.4%多い。
1年前の同じ四半期に対する増加率
- 売上高12.9%
- 営業利益8.3%
- 税引前利益7.8%
- 純利益3.1%
- 1株当たり利益10.5%
売上の増加分7億7,200万ドルが営業利益にたどり着くまで
第3四半期の売上高は1年前より7億7,200万ドル増えた。そこから売上原価が1億2,100万ドル、研究開発費が2億ドル、販売・マーケティング費が1億8,800万ドル、一般管理費が8,000万ドル、無形資産の償却が200万ドルを差し引き、営業利益の増加分は1億8,100万ドルになった。最も速く増えた費用はサブスクリプションの売上原価である。サブスクリプション売上が57億9,100万ドルから65億8,200万ドルへ13.7%増える間に、その原価は5億1,000万ドルから6億3,300万ドルへ24.1%増えた。研究開発費と一般管理費もそれぞれ18.4%、19.6%増え、売上の伸び12.9%を上回った。その結果、会計基準の営業利益率は1年前の36.3%から34.8%に下がった。会社が示した第4四半期の会計基準の営業利益率の目標は34.0%、会計年度全体では35.0%である。
売上の増加分から営業利益の増加分まで(100万ドル)
- 売上の増加772
- 売上原価-121
- 研究開発費-200
- 販売・マーケティング-188
- 一般管理費-80
- 無形資産の償却-2
- 営業利益の増加181
Semrush買収が残したのれんと、1年以内に満期が来る社債
貸借対照表ののれんは、2025年11月28日の128億5,700万ドルから2026年8月28日の140億3,700万ドルへ11億8,000万ドル増えた。その理由は第2四半期の四半期報告書に書かれている。アドビは4月28日にブランド可視化プラットフォーム企業Semrushの買収を完了し、総取得価額18億7,400万ドルのうち12億5,100万ドルをのれん、5億8,200万ドルを識別可能な無形資産として計上した。同じ報告書には、Publishing & Advertising報告単位でのれんの減損7,000万ドルを認識したことも記されている。会社は第2四半期末の年間経常収益(ARR)271億ドルにSemrush分の約4億8,000万ドルが含まれると説明しており、第3四半期末のこの値は275億ドルである。借入金の構成も変わった。11月末にはなかった流動の借入金が8月末には15億9,700万ドル計上され、長期借入金は62億1,000万ドルから47億6,600万ドルに減った。第2四半期の報告書は、2027年2月と4月に満期を迎えるシニア債13億5,000万ドルを流動負債に振り替えたと記し、市場環境次第で満期日かそれ以前に借り換える方針だと付け加えている。第3四半期のキャッシュフロー計算書には借入金の返済2億5,000万ドルがある。
Semrush取得価額の暫定配分(100万ドル)
- のれん1251
- 識別可能な無形資産582
- 取得した現金262
- その他の純負債-221
決算発表の8日前に決まった最高経営責任者の交代
アドビが9月8日に提出した臨時報告書によると、取締役会は9月2日、顧客体験オーケストレーション事業のプレジデントであるアニル・チャクラヴァルティ氏を、プレジデント兼最高経営責任者および取締役に選任した。効力は2026年12月1日からである。その日、現会長兼最高経営責任者のシャンタヌ・ナラヤン氏は最高経営責任者を退き、取締役会の執行会長に就く。同じ報告書には、クリエイティビティ&プロダクティビティ事業のプレジデントであるデビッド・ワドワニ氏が9月2日に退任の意向を伝え、退任は9月27日付で効力を持つことも書かれている。同氏は移行期間中、シニアアドバイザーとして残る。取締役会の決定から8日後の9月10日に第3四半期決算を発表した際、会社は第4四半期の売上高目標を68億〜68億5,000万ドル、会計基準の希薄化後1株当たり利益の目標を4.65〜4.70ドルとした。会計年度全体の売上高目標は265億7,600万〜266億2,600万ドルである。第3四半期末の残存履行義務は221億6,000万ドルで、会社はそのうち67%が当期の残存履行義務(cRPO)だとしている。
最高経営責任者交代の日程
- 2026-09-02取締役会がアニル・チャクラヴァルティ氏を次期プレジデント兼最高経営責任者に選任し、デビッド・ワドワニ氏が退任の意向を伝える
- 2026-09-03選任をプレスリリースで発表
- 2026-09-27ワドワニ氏の退任が効力を持ち、移行期間中はシニアアドバイザーとして残る
- 2026-12-01チャクラヴァルティ氏の就任が効力を持ち、シャンタヌ・ナラヤン氏は執行会長に就く
よくある質問
- アドビの1株当たり利益は、なぜ純利益より大きく伸びたのですか。
- 株式数が減ったためである。2026会計年度第3四半期の純利益は18億2,700万ドルで1年前より3.1%増えたが、希薄化後1株当たり利益の計算に使う株式数が4億2,400万株から3億9,500万株に減り、1株当たり利益は4.18ドルから4.62ドルへ10.5%増えた。会社はこの四半期に約950万株を買い戻した。
- アドビの最高経営責任者はいつ交代しますか。
- 2026年12月1日である。取締役会は9月2日、顧客体験オーケストレーション事業のプレジデントであるアニル・チャクラヴァルティ氏をその日付でプレジデント兼最高経営責任者に選任し、現最高経営責任者のシャンタヌ・ナラヤン氏は取締役会の執行会長に就く。
- Semrushの買収で、アドビの帳簿には何が加わりましたか。
- のれん12億5,100万ドルと、識別可能な無形資産5億8,200万ドルである。アドビは2026年4月28日に総額18億7,400万ドルで買収を完了し、無形資産は技術4億1,500万ドル、顧客契約と顧客関係1億700万ドル、商標6,000万ドルに分かれる。これらは第2四半期の四半期報告書に記された暫定的な配分である。
出典
- 1.2026会計年度第3四半期決算発表(Form 8-K 添付99.1) 米国証券取引委員会 EDGAR, 基準 2026-09-10
- 2.2026年5月29日終了四半期の四半期報告書(Form 10-Q) 米国証券取引委員会 EDGAR, 基準 2026-06-15
- 3.最高経営責任者の選任などの役員異動(Form 8-K 項目5.02) 米国証券取引委員会 EDGAR, 基準 2026-09-08
公開資料を整理した参考情報です。投資勧誘ではなく、判断と結果は投資家本人に帰属します。
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今日の話のたね
- 52週の範囲では下のほう(27点)にいます。
- 同じ業種のIT・ネットに今日いちばん資金が集まりました。
- 52週高値と53%の差があります。
3か月後、この銘柄はどちらだと思いますか。
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この数値は価格と出来高から推定した参考指標です。売買のシグナルではなく、調べる銘柄を絞る出発点としてご活用ください。